心のあり方を学び素晴らしい人生を
私たちが毎日使うもの…それは心であります。その心というものは一日の中でも様々変化し、浮き沈みがあったり、自分ではコントロールできなくなったりする時もあります。この不安定な心を穏やかに安定させ、毎日を過ごすことができたならば、きっと多くの幸せを呼ぶことになっていくと思います。
私たち天理教を信仰するものは、「心の使い方」ということを非常に大切なこととして教えられています。「心一つが我がの理」とも教えられ、毎日の心遣いや行いが種となって、将来身の回りに芽生えてくると聞かせていただきます。
他人のことは関係ないという自己中心的な考え方に陥りやすい今日の風潮ですが、そのような世界はずっと続くことはできないと考えます。
なぜなら私たちは、「みんなで楽しく生きる」ために生まれてきました。「自分だけ」でなく、みんなで楽しむ世界です。だから、人間は助け合います。お互いに良い時も悪い時もあるからです。助け合いの中に真の喜びが生まれます。
また、一人ひとりが、今あることに感謝できる心をつくる必要があります。人と比較しても、欲を追いかけても、幸せにはなれないからです。
天理教の教えを通して、そのような人間の生きる意味に則った「生き方」についてお伝えするのが私たちの使命です。家庭の悩み、社会の不安、世界の問題まで、心の中心に一つの柱を持ち、強い心を持っていただくことで、大きく運命は変わってくると考えます。
是非、天理教の教えをお聞きいただいて、皆様が今よりももっと幸せを感じる素晴らしい人生を歩んでいただきたいと思います。それが私たちの願いなのです。
本阪分教会について
本阪分教会の道は、大正5年9月28日、大阪市南区天王寺阿倍野筋2丁目において、本阪宣教所として始まりました。以来、歴代の会長をはじめ、部内教会長、布教所長、ようぼく信者の皆様方が真実を尽くしてきて下さったお陰で、平成29年5月28日に創立100周年を迎え、今の本阪分教会があります。本阪分教会の歴史は、決して平坦な道ではありませんでしたが、先人の方々が幾多の困難の中を「節から芽を吹く」「先が楽しみ」として、心を倒すことなく親一条の信仰を貫き、勇んで乗り越えてきて下さった歴史の積み重ねであります。